| 概要 |
- KXシリーズは、スイッチング方式でゼロから可変できる直流定電圧/定電流方式の直流電源です。
ズーム方式の採用により、100W以内の出力電力で4 倍のエクステンドレシオ(拡張比)を実現できます。(注1)
- 定電圧または定電流のどちらのモードでも使用することができ、ゼロからフルスケールまで、任意に設定することができます。
- フルデジタル制御により、正確で再現性に優れた設定が可能です。
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| 注1. ズ−ム方式とは、定電力形の出力範囲を持ち、電圧(電流)の低いところでは高い電流(電圧)を出力できるものです。 |
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| ≪特 長≫ |
- ○ ズーム電源
- 1台数役。電圧、電流の組合せによって何役もこなせます。実験などで、直流安定化電源が色々な電圧、電流の組合せで必要な場合に最適な直流電源です。
- ○ 小型・軽量
- スイッチング方式により同じ出力電力のドロッパ方式と比較すると、約1/3の体積と約1/2の質量です。また、自然空冷(ファンなし)の採用で静粛性に優れています。(100Wタイプ)
- ○ プリセットメモリ機能
- 3組までの出力電圧、電流の組合せを書き込み、読み出しができます。簡単な操作で電圧の変動試験などが実施できます。
- ○ デジタル通信
- シリアル通信ポート(RS232C)を標準装備しており、パソコンやシーケンサから出力電圧値、出力電流値、過電圧保護値、過電流保護値、OUTPUT
ON/OFF等の設定が可能です。また出力電圧、出力電流の測定値、アラーム及びステータスを読み出すことができます。
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- ○ シンク機能OFF(sink off)
- バッテリーやスーパキャパシタ、大容量コンデンサーなど、二次電池等の充電部分のある回路に電源を供給するとき、KXはシンク電流をOFFに設定することにより、電源側が出力OFF時や設定電圧を下げたときに、負荷側の充電部分から電源側に流れる逆電流を少なくして、負荷側の充電部分に及ぼす影響を低減できます。
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- ※ シンクOFF設定でも、回路の漏れ電流の為、約数十mA程度の電流が逆流する為、長時間逆流状態が続く場合や負荷側に影響が有る場合は別途対策がが必要な場合が有ります。(工場出荷時の設定は、シンクONです)
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- ○ リモートセンス機能(remote sensing)
- 定電圧動作時、出力端子から負荷端までの配線による電圧降下を補償する機能です。
例 負荷回路の定格電圧が3.3Vでその最低動作保証電圧3.0Vの場合、電源出力電圧を、負荷の電源OFFかスタンバイモードやパワーマネージメントモードなどの消費電流の少ない時に3.3Vに調整すると、動作時に負荷端で動作電圧が下がり負荷回路の動作に支障が生じることがあります。これは電源と負荷とのわずかな配線材の電圧降下による影響のためです。具体的な例として、使用電線0.5sq、片道1mの線材で接続された負荷で、スタンバイモード時の消費電流が0.1Aで最大動作時の消費電流は5.5A流れる負荷としますと、0.5sqの線材抵抗が約35mΩ/mである場合。電圧降下の式は
[線材総長(プラス側、−側で約2倍)×導体抵抗(メータあたり)×電流=降下電圧]
となり、スタンバイモードでの電圧降下は7mVとわずかですが最大動作時に0.385Vの電圧降下が発生し、電源側で3.3V供給しているのにも関わらす負荷側端子電圧は2.91Vになり、最低動作保証電圧より低く無視出来ない値となってしまいます。このようなときにリモートセンス端子を使用すると、配線による電圧降下だけでなく、消費電流変化による電圧変動分も補償できます。
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この機能を使用することにより、負荷までの配線による電圧低下を補償して、ロードレギュレーションの悪化を防ぐことができます。
- ※リモートセンシング端子に接続するケーブルは電流がほとんど流れないため非常に細い線で大丈夫です。
ただし、使用中に断線や接触不良などでオープン状態になりますと、片道あたり1V電圧が上昇しますので半導体などの過電圧にシビアな物は許容電流的な太さではなく物理的強度で丈夫な太さの線材を御使用下さい。
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- ▼負荷端での出力リップル・ノイズを低減させたいときに接続して下さい。
- C1:電解コンデンサー 100〜1000μF
C2:フイルムコンデンサー 1〜10μF
▼負荷までの配線が長いときに接続して下さい。
C3,C4:電解コンデンサー 16V470μF
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- ○ 接点入力による外部制御機能
- 外部接点等でON/OFF制御する場合の為に、接点入力を装備しています。フロントパネルで操作するのではなく。タイマーや他の制御回路から簡単に出力を制御することができます。
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- ○ マルチチャンネル接続
- マルチドロップ方式の通信ポートを装備しており1個のRS−232CポートでKXシリーズを31台までコントロールすることができます。
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※マルチ接続には別売ケーブルKXC−300が必要です。
○ 保護機能
過電圧保護、過電流保護、過電力保護、過温度保護、過大入力電流保護などで、お客様の貴重な負荷と電源をガードします。 |