出力電圧安定度(定電圧)とは
入力電源側の電圧変動が出力に影響する度合い(ラインレギュレーション)に電源装置に接続された負荷側の負荷電流変動により出力が影響される度合い(ロードレギュレーション)を加えて安定度を算出します
近年より正確に表す為、ラインレギュレーションとロードレギュレーションを個別に表記する傾向にあります。
- GPシリーズ直流電源例
定電圧安定度 : 0.005%+3mV以下(入力電圧の±10%変動または負荷電流の0~100%変動に対して)
電源装置の入力電圧の±10%程度の変動または負荷の消費電流が無負荷電流~全負荷電流(定格最大電流まで)変化した場合でも、GPシリーズ直流電源の場合わずか(0.005%+3mV以下)程度の出力電圧変動で精密さが要求される用途に最適です。
ライン側の変動(定電圧特性のラインレギュレーション):出力電圧の安定度を示す数値、入力電圧・負荷電流・動作温度の変動要素に対して、出力電圧の変化分を表す。入力変動は通常、入力電圧がAC100V系であれば90V~110V、AC200V系であれば180V~220V変動したときの出力電圧の変化分を示ます。
負荷側の変動(定電圧特性のロードレギュレーション):
負荷変動は無負荷から全負荷に出力電流が変化したとき出力電圧の変化分を示します
