2019年3月販売終了(後継機種はFK-3)
特長 |
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燃料電池の評価に最適なスルーレート可変可能な電流遮断機能と交流法によるインピーダンス測定に対応した交流重畳入力端子を装備 0V入力(マイナス0.5Vからフル電流)対応 マルチモード動作(CC,CR,CV,CP) 高速可変スルーレート16A/μSを実現 FK-1000L2 単独プログラム運転やシリアル通信ポートなどを標準装備(RS-232C/RS-485) 並列運転機能(台数自動認識・異なる容量の機種を混在可能)ブースターなどで最大21kWまで可能 |
定評の高砂製作所FKシリーズをさらに基本機能を中心に使いやすく進化させました。しかも新たに燃料電池にも対応しました。
大型LCDを採用したことで操作性を格段に向上させました。またラックなどに組み込んだ場合でも視認性を損なわないようにLEDバックライトも搭載しています。並列接続時(*1)は各電子負荷装置の計測情報も接続状況を自動認識(*2)して負荷情報を総和でマスター機のLCDに集中表示されますので大変使いやすくなりました。
*1 :オプションケーブルが別途必要です。
*2 :自動認識は、電源ON時に構成情報を収集した結果で行います。
低電圧LSIなどの半導体や燃料電池の単セル評価に対応するため0V対応をラインナップしました。-0.5Vからフル電流に対応します。FK-160L2Z
16A/μSの高速スルーレートを実現しました。FK-1000L2
内蔵プログラム機能で簡単なプログラム運転をFK/Ⅱ単独で動作することが可能です。
別売のMIUなどを使用することにより交流法インピーダンス測定に対応しました。
電流遮断法に必要なトリガ出力端子と電流遮断機能を装備しました。
パソコンなどによる制御、監視に対応するRS-232C、RS-485の2系統のシリアル通信ポートを標準で装備しています。
オプションのマルチ接続ケーブルを使えば1個のシリアルポートで31台までのFK/Ⅱシリーズが制御できます。
並列接続方法は並列接続する電子負荷同士を専用の並列接続ケーブル(*1)で接続し負荷端子も並列接続すれば完了です。あとは電源を入れれば自動認識(*3)します。一度並列接続した構成は新FKシリーズのマスター機が記憶し再度通電したとき構成が変わっていれば確認メッセージがでて待機するので、不意のケーブル抜けや構成の変更で前回と変わった場合でも安心です。また新FKシリーズは、容量の異なる機種(*4)でも並列接続が可能です。 *1 :オプションケーブルが別途必要です。 *3 :ロードラインの断検知は行いません。 *4 :FK-L2シリーズとFK-L2Zシリーズの混在はできません。
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簡単接続の並列運転 |
FK/Ⅱは、鉛フリー化フェーズ「鉛フリーはんだ機器A」を達成しました。(*5)
*5 : 『鉛フリーはんだ機器A』の定義 : ボード実装の段階で、基板表面処理・はんだ印刷・はんだ浴などに鉛入りはんだを使用しない。実装する部品の接合部分及び部品内部ならびに構成材料などに鉛が含まれていてもよい。