環境技術で電力の地産地消を実現 電源機器

AP-2シリーズ

通信機能のない電源・電子負荷をLAN/GP-IBでコントロール

AP-2シリーズ

特長
1.通信機能がない電源や電子負荷をLAN/GP-IBでコントロール
2.アナログポートの分解能を16/12/8ビットから自由に選択が可能
3.アナログポート各チャンネル間絶縁
4.汎用デジタル入出力ポート
5.シーケンス動作機能
6.コンパクト
7.WEBブラウザからの設定・操作
AP-2シリーズ

AP-2シリーズは、通信機能を持たない直流電源・直流電子負荷(※)をLANやGP-IB経由でパソコンやPLC等からコントロールを可能にする通信アダプタです。
なお、当社APシリーズと互換性があり、過去の開発資産が活用できます。
※:GP、GP-R、BWS、BWA、AA-F、EWL-300など

特長1通信機能がない電源や電子負荷をLAN/GP-IBでコントロール

電源(GP、BWS他)、電子負荷などのアナログ制御端子しか装備していない装置をPCやPLCからLANやGP-IB経由でコントロールすることができます。

構成イメージ

特長2アナログポートの分解能を16/12/8ビットから自由に選択が可能

本体内の設定により、アナログポートの各チャンネル毎に分解能(※)を選択することができます。
また、アナログポートの分解能の状態は前面のLEDで確認できます。
なお、各チャンネル間は相互アイソレーションされています。
※:16ビット(1/65535)、12ビット(1/4095)、8ビット(1/255)

特長3アナログポート各チャンネル間絶縁

アナログポートの各チャンネル間が絶縁ですので安心してご使用いただけます。

特長4汎用デジタル入出力ポート

ユーザが自由に使えるペリフェラルI/Oが装備されているためLAN/GP-IBからのデジタルデータ出力(オープンコレクタ8ビット)、デジタルデータ入力(TTLレベル8ビット)の操作が可能です。
電源装置や電子負荷を監視、制御するほかに、ターゲットシステムを監視、制御する用途にも使用できます。ポートのインターフェース変換や、ターゲットシステムなどでLEDやフォトカプラ・SSR駆動等など、ちょっとした一次電源が必要な場合に備え補助電源出力(+5V、50mA)も装備してます。

特長5シーケンス動作機能

本体内にシーケンス動作用のパターンデータを送ることで、アナログポートを時間経過で変化させることが可能です。

特長6コンパクト

APシリーズより小型化を実現しました。
これにより、省スペースを提供いたします。

特長7WEBブラウザからの設定・操作

 本体の設定および操作は、LAN経由でPCのWEBブラウザより行うことができます。

1)外部インタフェース・アナログポート設定

本体内の外部インタフェース・アナログポート設定を行うことができます。
・各アナログポートの分解能(16ビット/12ビット/8ビット)設定
・LAN/GP-IBの切り替え設定
・LANポートの各種パラメータ設定 

2)各種ポートの出力制御・モニタ

各種ポートの出力制御、モニタを行うことができます。
・各アナログポートの出力制御
・汎用デジタル入力ポートのモニタ
・汎用デジタル出力ポートの制御 

3)アナログポートのシーケンス動作設定

アナログポート毎にシーケンス動作(時間経過で出力変化)を行う動作パターンデータを設定することができます。
・各ポートシーケンス動作用パターンデータをインポート

4)装置内情報

本体の情報を確認することができます。
・ファームウェアバージョン
・FPGAバージョン
・MACアドレス 等 

AP-2シリーズF/Wバージョンアップについて
概要 AP-2シリーズのWeb操作画面の「INFORMATION」画面にて下記の表示になっているものは
既に最新版となっているためバージョンアップの必要はありません。
バージョン F/W Ver:     01.29
M-CONT FPGA Ver:01.00
ANALOG FPGA Ver:01.01
ファイルサイズ 524KB
バージョンアップファイル ダウンロードするにはログインが必要です。こちらからログインまたは新規会員登録ができます。
変更履歴 <ver:1.3(2023年4月24日)>
・GPIB通信時、アドレス”0"宛てのリスナ設定を受け付ける問題を修正しました。
・SRQ時のポーリング応答の内容を修正しました。
・デバイスクリア時にトークモードが”T0”となるように修正しました。

<ver:1.2(2021年10月4日)>
・GPIB通信の対応デリミタを追加しました。
・GPIB通信時トーカに指定された際の応答を変更しました。
・GPIB通信時トークコマンドを受信した際の動作を変更しました。
・Web機能INQUIRYページの取説リンクを変更しました。

<ver:1.1(2021年5月11日)>
・Output ON時のアナログ出力動作を改善しました。
・複数chの同時シーケンスON時の同時性を改善しました。
・トークコマンドの応答フォーマットを修正しました。

<ver:1.0(2020年11月6日)>
・初回版