高電圧直流安定化電源 HV-Xシリーズ

~Product information~

直流安定化電源 HV-Xシリーズ

高電圧電源に安心・親切・簡単を実現

HVモデルXシリーズ

  • 電圧:0~1500V/0~3000V
  • 電力:300W
特長
1.外部トリップ、ステータス出力、任意設定可能な保護機能など安全機能の充実 2.外部アナログ制御、アナログモニタ
3.出力ON時のラッシュ電流抑制機能搭載 4.スロースタートなどスルーレート可変機能搭載で立ち上がり、立下りを可変可能
5.LANを標準装備 6.NI社のLabVIEWや弊社制御ソフトにも対応
7.フルデジタル制御、4桁設定、4桁計測 8.操作性・特性とも強化された並列運転機能


メイン機能
  • スルーレート
  • 外部アナログモニタ制御
  • ラッシュ
  • 並列10台
  • スイッチングレギュレータ
  • 校正
  • SC2
  • 通信

※アイコンをクリックすると、各機能の詳細を御覧いただくことができます。

特長1高電圧試験の安全性を高める外部トリップ・保護機能|外部への出力遮断・出力異常時の保護

外部接点などでの非常停止(外部トリップ)やステータス出力、任意設定可能な過電圧/過電流保護や過温度保護を標準装備

外部トリップ

外部接点やLAN機能より外部トリップ(エマージェンシストップ)が可能です。外部トリップが発生した場合に 出力をOFF、スイッチングを停止し、負荷を保護します。 通常のスイッチングを停止しない繰返しON/OFF可能な制御も別の専用接点端子によりで可能です。

任意設定可能な過電圧保護回路(OVP:Over Voltage Protector)

本機の回路故障、誤操作、定電流モードでの負荷オープンなどにより、過電圧が発生した場合に 出力をOFF、スイッチングを停止し、負荷を保護します。 OVPの動作電圧は、出力電圧の10ら110%まで任意に設定することができます。

任意設定可能な過電流保護回路(OCP:Over Current Protector)

負荷の短絡などで過電流が発生した場合に、出力をOFF、スイッチングを停止し、負荷を保護します。 OCPの動作電流は、定格出力電流の10%から110%までの任意の電流値に設定することができます。

過温度保護回路

ファンモータ停止などにより放熱部の温度が一定の温度を超えるとスイッチングを停止し、出力OFF、アラーム表示します。

過大入力電流保護

ヒューズにより保護しています。

特長2外部アナログ制御・モニタ機能|アナログ信号による電源操作や状態確認

組込み装置や他の機器との接続に便利な外部アナログ制御、アナログモニターを標準装備

外部アナログ制御

外部電圧DC 0~10Vの信号により出力電圧や出力電流をコントロールできます。

アナログモニター

出力電圧、出力電流に比例したDC 0~10Vを出力します。

特長3ラッシュ電流抑制(CC優先モード)|起動時の突入電流を抑えて供試体を保護

負荷の種類に応じて選択可能(CC優先モード)
半導体やイオン化など特殊な負荷でのラッシュ電流を抑制可能です。

特長4スルーレート可変機能|急峻な電圧・電流の変化を制御し、供試体を保護

半導体などの耐圧試験やイオン化装置など突入電流が負荷の状態に影響する負荷では、電圧の立ち上げ時にスロープを付けて突入電流を抑えたい場合があります。 このような場合を想定して出力電圧、電流のスルーレート(上昇率、降下率)を設定する機能を装備しました。 この機能は電圧、電流、上昇、降下についてそれぞれに設定でき、出力のON-OFF時、出力設定の変更時のどちらにも有効です。

特長5LANインターフェース標準装備|PCによる遠隔監視制御に対応

通信機能を標準装備することで、遠隔監視制御やソフトウエア―による制御が可能になります。

特長6高精度なフルデジタル制御|0V・0Aからの4桁設定・計測で微細な制御を実現

スイッチング方式の高電圧可変電源でありながら定電圧設定0V、定電流設定0Aから設定できます。設定ボリュームは、粗調・微調を4段階切換えを行なう方式で、フルデジタル制御方式で高分解D/Aコンバータにより精密に設定可能。従来のアナログ制御方式の多回転ポテンションメータより繊細に設定できます。

特長7
ソフトウェアドライバー・電源制御ソフトウエア|NI社LabVIEWへのサポート、
PCによる電源制御環境を提供

NI社のLabVIEW対応

National Instruments社LabVIEW用 計測器ドライバーを提供

弊社制御ソフトウェアに対応

弊社電源コントロールソフトウェアLinkAnyArts-SC2で制御、モニタが可能

特長8最大10台のインテリジェント並列運転|複数台接続動作時もも良好な過渡回復特性を維持(*2)

高電圧電源でも並列接続の概念を破るインテリジェント並列運転機能を搭載しました。今までの並列運転機能に比べとても簡単に(同一機種で最大10台まで)できるようになりました。並列台数を増やす場合も減らす場合も、面倒な設定は電源任せでOKです。

負荷電流、負荷電力の計測値は各機の合計値をマスター機に集中表示するので、従来のようにマスター機とスレーブ機それぞれの電流表示をユーザーが加算する煩わしさから解放されます。 並列運転の準備はオプションの並列運転ケーブルを接続し、各機の出力を負荷へ接続するだけで完了。並列台数はマスター機が自動検出するので、台数の誤設定や制御ケーブル抜けによる出力値の誤設定や計測値の誤表示を防止します。

並列台数を増加しても過渡回復特性(*3)が劣化しない、新マスタースレーブ方式を採用。マスター、スレーブ間の制御遅れがなく、常に良好な過渡回復特性を維持します。

*2 : 並列運転は同一機種に限ります。
*3 : 定電圧動作での負荷電流急変に対する電圧変動の回復特性

その他高効率なスイッチング方式

ワイド入力電圧、高力率

入力電圧はワールドワイドで色々な使用状況にフレキシブルに対応、AC85V~250Vのワイドレンジ。電圧切り替え不要で使用場所を選びません。
可変CV,CC高電圧電源ながら高効率スイッチング方式で効率75%、力率改善回路内蔵で0.99以上の高力率。

 

前面に大型エアーフィルタ装備

フロント吸気リア排気のためラック組込み時でも簡単にエアーフィルターの清掃等のメンテナンスが可能です。

入力電源側開閉でも出力ON/OFFできます。

設定により前面のOUTPUTスイッチの有効無効の設定ができますので、入力ACライン側からの通電・無通電により出力するように設定できます。工場の配電盤やラック等の元ブレーカで他の機器と一括通電にするのにも対応していますので組み込み電源としても設備電源としても利用できます。

出力側の接地は内部で固定、出力がフローティング状態にはなりません。

出力側のアースは、安全の為、内部で固定接地されています。マイナス側接地モデルとプラス側接地モデルを用意しています。
出荷後の接地側の変更はできません。

直流電源(直流安定化電源)一覧ページはこちら

よくある質問

Q. 高電圧の耐圧試験に使用したいのですが、電圧の立ち上がり時間を制御できますか?

A. はい、可能です。本機はスルーレート可変機能を搭載しており、電圧の上昇・降下率を任意に設定できます。急激な電圧印加を避けたい絶縁破壊試験や、出力の緩やかな立ち上げ制御が必要な高電圧負荷の評価に最適です。

Q. 並列運転を行う際、マスタースレーブの設定は複雑ですか?

A. いいえ、非常に簡単です。専用の並列運転ケーブルで接続するだけで、マスター機が接続台数を自動検出します。従来の直流電源のように各機の電流値を加算する必要はなく、マスター機のパネルに合計の負荷電流・電力が一括表示されます。

Q. 標準のLAN通信以外に、アナログ信号での遠隔操作は可能ですか?

A. はい、可能です。アナログ入力制御端子(接点制御、電圧制御、電流制御他)を標準装備しており、PLCや外部回路からの出力コントロールが可能です。また、ステータス出力端子も標準装備しており、電源の状態をアナログ信号でモニタリングすることができます。

Q. 出力の接地(アース)条件について教えてください。

A. 本シリーズは安全性を最優先し、出力端子の片側を内部で接地(アース固定)した仕様となっております。「マイナス接地」または「プラス接地」をご指定いただけます。